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新五捕物帳 (196話)
杉演じる目明かし駒形の新五は、普段は着流しで十手は持たず、調べに向かう時にだけ十手をそっと懐に忍ばせる。新五は悪や不正を憎む気持ちは人一倍強く、鋭い勘と持って生まれた身軽さで敢然と悪に挑む。第一話:北町奉行所の同心と岡っ引き七人が何者かに次々と斬り殺された。事件は決まって夜に起こり、狙われた者はいずれも鮮やかな逆袈裟斬りで一刀のもとに倒されている。筆頭同心の大場(有島一郎)は、新五(杉良太郎)をはじめ配下の同心と岡っ引きを総動員して調べにあたらせたが手掛かりは全くつかめない。一方、新五が居候している一膳飯屋のはちまきに、一人の幼い女の子が迷い込んできた。この娘は、゛お父ちゃんが生ぐさくて気もち悪いので家に帰りたくない゛と言い、飯屋の主人の茂平(田中春男)や女房のおとよ(都家かつ江)がいくら言って聞かせても帰ろうとしない。新五がやっとなだめて娘を連れ帰ったが、娘の家はおんぼろ長屋の一部屋で、父親は松の市(財津一郎)と名乗るみすぼらしい身なりのあんまだった。しかし、新五は、この松の市から異様な殺気を感じてハッとした。その数日後、同心がまた一人殺された。事件が起こった直後に現場近くであんまの笛の音が聞こえたことから、新五は下手人として松の市を想い浮かべたが…。
時間(本数) 60分 196本
放送日時(初回) 1977/10/18 夜8時~8時54分
放送局(初回) 日本テレビ
脚本・監督・プロデューサー 原作:陣出達朗 監督:西山正輝・斉藤武市・長谷和夫・江崎実生 脚本:池田一朗・山野四郎・宮川一郎・櫻井康裕
出演 杉 良太郎・山城新伍・田中春男・都家かつ江・岡本信人・若原瞳・飯島洋美・有島一郎・財津一郎・小鹿みき・高田敏江・戸浦六宏・冨田笑子・斎藤英雄・松下達夫 ほか

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