度重なる負け戦で顔は焼けただれ、全身には40箇所以上の刀傷を持つ異相の浪人・山本勘助(里見浩太朗)。彼は、甲斐の前国主・武田信虎(丹波哲郎)から、自分を追放に追いやった実の息子晴信(舘ひろし)を暗殺する命を受ける。それを逆に利用し武田の軍師に取り立てられた勘助は、50歳にして初めて若き晴信こそが自身が命を賭けるにふさわしい主君であることを確信する。天文13年、武田は2万の兵を諏訪へと進めた。晴信にとって義弟にあたる諏訪を、討つことを良く思わない勘助は、単身高島城へと乗り込み和睦させるも、半年後、謀略の疑いがあるとして諏訪を討ち果たす。同時に、諏訪の美しき娘・由布姫(古手川祐子)に魅了された勘助はその冬、炎上する高島城天守から姫を助け出し、晴信の側室の迎え入れた。後に晴信は信玄と名を改め。今川、北条と同盟を結びさらに軍を強化。決戦に次ぐ決戦の末、最大の敵・越後の長尾景虎(高嶋政宏)の首を捕るべく200日にも及び川中島に陣を構えたが戦には至らず。永禄四年、景虎は上杉政虎と名を変え関東官領に就任し、今、正に宿命の川中島決戦を迎えようとしている。勘助は愛しい由布姫の忘れ形見、勝頼こそ信玄の跡継ぎにふさわしいと考えていた。勝頼の初陣のため風林火山の旗印を作った。野望を胸に、命を賭けた勘助の最後の戦いが始まる・・・・。[!
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VHSが発売されています。!]””
| 時間（本数） |
4時間半 |
| 放送日時（初回） |
1992/12/31 夜7時～11時25分 |
| 放送局（初回） |
日本テレビ |
| 脚本・監督・プロデューサー |
原作:井上靖 監督:池広一夫 脚本:杉山義法 |
| 出演 |
里見浩太朗・舘ひろし・小手川祐子・丹波哲郎・高嶋政宏・池上季実子・田村英里子・竹内力・川野太郎・中尾彬 他 |
度重なる負け戦で顔は焼けただれ、全身には40箇所以上の刀傷を持つ異相の浪人・山本勘助(里見浩太朗)。彼は、甲斐の前国主・武田信虎(丹波哲郎)から、自分を追放に追いやった実の息子晴信(舘ひろし)を暗殺する命を受ける。それを逆に利用し武田の軍師に取り立てられた勘助は、50歳にして初めて若き晴信こそが自身が命を賭けるにふさわしい主君であることを確信する。天文13年、武田は2万の兵を諏訪へと進めた。晴信にとって義弟にあたる諏訪を、討つことを良く思わない勘助は、単身高島城へと乗り込み和睦させるも、半年後、謀略の疑いがあるとして諏訪を討ち果たす。同時に、諏訪の美しき娘・由布姫(古手川祐子)に魅了された勘助はその冬、炎上する高島城天守から姫を助け出し、晴信の側室の迎え入れた。後に晴信は信玄と名を改め。今川、北条と同盟を結びさらに軍を強化。決戦に次ぐ決戦の末、最大の敵・越後の長尾景虎(高嶋政宏)の首を捕るべく200日にも及び川中島に陣を構えたが戦には至らず。永禄四年、景虎は上杉政虎と名を変え関東官領に就任し、今、正に宿命の川中島決戦を迎えようとしている。勘助は愛しい由布姫の忘れ形見、勝頼こそ信玄の跡継ぎにふさわしいと考えていた。勝頼の初陣のため風林火山の旗印を作った。野望を胸に、命を賭けた勘助の最後の戦いが始まる・・・・。[!
