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寛永風雲録
未だ戦乱の影響の残る徳川三代将軍家光(峰岸徹)の治世、幕府を虎視眈々と狙う者は外様、譜代問わずにいた。老中・松平伊豆守伸綱(里見浩太朗)はある一人の男、由比民部介正雪(西郷輝彦)に目をつける。家康の実子・紀州大納言・徳川頼宣(中尾彬)を後ろ盾に持つ正雪は江戸市内に大道場を開き、多くの門弟を募る。更にその周りには根来幻幽斉(石橋漣司)率いる忍者軍団が暗躍していた。これを察知した信綱は柳生十兵衛(若林豪)、服部半蔵(辻萬長)らにその動向を探らせる。大久保彦左衛門(今福将雄)の発案によって御前試合が催され、宮本武蔵(夏八木勲)、荒木又右衛門(伊吹剛)らの強豪達の対決が続々と実現していく中で、信綱は正雪を直接葬り去ろうとするものの、正雪は試合を放棄してこれを躱すのだった。蝦夷地を開拓し、平等な国を作るとする正雪の考えに賛同するものも多く、槍術家・丸橋忠彌(榎本孝明)もそんな一人であった。幕府転覆を狙う頼宣と正雪は次に駿河大納言忠長(風間杜夫)を使い、石高加増の要求を突き付ける。信綱の活躍により関係者は処断されるが、またも正雪は裏に潜む。将軍家光は後継を家綱と定めて夭逝、次々と計画を潰されてきた正雪はこれを機会にと遂に大計画を実行する。それは九州割譲を条件に明国に江戸を砲撃させ、その混乱に乗じて江戸を乗っ取る計画であった。これに気づいた信綱は自ら正雪討伐に討って出る。[!

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時間(本数) 3.5時間
放送日時(初回) 1991/1/2
放送局(初回) 日本テレビ 夜8時04分~11時22分
脚本・監督・プロデューサー 原作:柴田錬三郎 監督:斉藤光正 脚本:小川英 胡桃哲
出演 里見浩太朗・西郷輝彦・榎本孝明・多岐川裕美・清水美砂・峰岸徹・中尾彬・風間杜夫・若林豪・火野正平・石橋漣司・夏八木勲・美保純

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