大手新聞社の記者・鍋島六郎(柴田恭兵)は社会部から家庭欄担当に配属された。また家庭では、代々続く女系家族の入り婿で、妻・萠子(大島智子)や義母(馬淵晴子)、娘二人に責められ肩身が狭い毎日を送っている。そんな矢先、六郎は取材途中に島村芳江という若い女性の自殺現場に遭遇。芳江は以前に取材の約束をすっぽかしてしまった相手だった。そして彼女と一緒に話を聞くはずだった早苗も数ヶ月前に自殺していた。六郎は親友で警視庁捜査課長・森本信也(三浦浩一)の協力で二人が3年前に窃盗で捕まっていたことを突き止める。芳江・早苗の共犯である真知子に接近、彼女につきまとう元新聞記者・河田良介の存在をつかむ。そんな矢先、真知子が窃盗を共にした友人たちを殺害したという遺書を書き残して自殺した。六郎は良介を尾行し、別口で良介が脅迫している少女を見つけ出した。その少女によると、良介は犯罪歴のある若者を脅迫し、金を巻き上げているという。事件記者魂が抜けない六郎は取材した台所用品をヒントに、殺人事件の解決の糸口を見つけ、真相に迫っていく・・・。
時間(本数) |
120分 |
放送日時(初回) |
1999/6/28 夜9時~10時54分 |
放送局(初回) |
TBS |
脚本・監督・プロデューサー |
監督:長谷部安春 脚本:奥村俊雄・扇澤延男 |
出演 |
柴田恭兵・大島さと子・馬渕晴子・佐藤B作・山本圭・三浦浩一・木場勝巳・絵沢萠子・西牟田恵・中島陽典 他 |