子供の頃を少年院で過ごした草場一平(水谷豊)は、そこで世話になった鏡神父(三谷昇)の影響で、小さな教会を守る神父になった。しかし、教会の運営は厳しく、友人の葬儀屋・横川(酒井敏也)の手伝いをして資金の足しにしている。一平は、大社コンツェルのオーナー・りゅう(淡路恵子)の孫・純の船上散骨式の司会を引き受けた。式の終了後、りゅうが遺書らしきものを残し船上から姿を消してしまう。このことをきっかけに、『遺体なき葬儀』に関わることになる。死人は多角経営するグループの総師たる老婆・りゅう。さらに後日、りゅうの遺言を発表すると言っていた、竹中弁護士(市川勇)が殺されて…。りゅうの実像やそれを取り巻く親族の駆け引きを知るにつれ、一平の疑問は大きくなっていく。りゅうの死因は何なのか?果たして、りゅうは本当に死んでいるのか?
時間(本数) |
120分 |
放送日時(初回) |
2004/6/5 夜9時~10時51分 |
放送局(初回) |
テレビ朝日 |
脚本・監督・プロデューサー |
監督:猪崎宣昭 脚本:東多江子 |
出演 |
水谷豊・淡路恵子・中山忍・坂上忍・沖直未・白木万里・河西健司・酒井敏也・三谷昇・鈴木亮介・伊藤俊介・市川勇 他 |