下川松江(丹阿弥谷津子)は夫と死別し、一人息子・孝太郎(岡田裕介)を女手一つで育ててきた。松江にとって孝太郎は全てだった。孝太郎が結婚をするという女性・久女子(川口晶)も早くに両親を亡くしており、「家庭的な彼女と一緒になれば母さんも幸せになれるよ」という孝太郎の言葉に結婚を承諾したのだったが、息子を取られたというやりきれない気持ち、久女子も松江の孝太郎への干渉を嫌い同居を拒んだ。なんとしても息子を取り戻したい松江は、自分の健康が思わしくないという理由で孝太郎に同居してくれるように頼んだ。これには同意せざる得なかった久女子。引越し当日胸を撫で下ろしていた松江だったが、久女子の松江をまったく無視した行動に再び表情はゆがんだ・・・。
時間(本数) |
30分 20話 |
放送日時(初回) |
1976/5/3~5/28 13:30~13:55 |
放送局(初回) |
日本テレビ |
脚本・監督・プロデューサー |
原作:平岩弓枝 監督:恩地日出夫 脚本:尾中洋一 |
出演 |
丹阿弥谷津子・岡田裕介・川口晶・常田冨士男・市川夏江 他 |