栃木県内で農薬を飲んでの自殺未遂事件が発生。所轄の刑事の田所修(内藤剛志)は、意識不明の人物の名を聞き愕然。服毒したのは田所の高校時代の同級生・浜野美砂(姿晴香)だった。捜査に乗り出した田所は、美砂は事件の少し前に暴行されていたと知った。夫の浜野仁志は当時出張中で、倒れていた美砂を見つけたのは園芸好きの独身塾講師・今野洋二(風間杜夫)。調べによると、今野の妻は四年前に自殺していた。田所は今野への疑いを強め、今野の妻の自殺事件を調べた。今野の妻は今野に愛人が出来た事で自殺したのだが、この愛人が田所と美砂のクラスメート・仁科奈美(松田美由紀)だった。奈美は以前、脅迫に近い電話を今野の妻にして自殺に追い込んだ。今回も同じように浜野が奈美の虜になっているらしい。まもなく美砂の容態が急変し、園芸仲間だった今野に「花の水を頼む」という言葉を残し死亡した。田所は何とか奈美と浜野の犯行を立証したいと、懸命に目撃者探しを展開したが決定的な証拠は見つからない。そんな折、美砂の最後の言葉に事件解決の鍵が隠されていることに気がつく・・・。
時間(本数) |
120分 |
放送日時(初回) |
1996/2/20 夜9時03分~10時54分 |
放送局(初回) |
日本テレビ |
脚本・監督・プロデューサー |
原作:土屋隆夫(「夜の判決」より) 監督:猪崎宣昭 脚本:橋塚慎一 |
出演 |
内藤剛志・風間杜夫・松田美由紀・姿晴香・三浦賢二・武野功雄・藤奈津子・高田敏江・円城寺あや 他 |