富山県の魚津港に停泊中の大型漁船のキッチンで、奈美江(河合美智子)とその夫で乗組員・三戸修一(菊地隆則)が折り重なるように倒れていた。殺されたのは修一。奈美江はその場で失神していた。その後、容疑者として扱われた心労がたたり、身重だった奈美江は流産し、子供とともに死亡していた。一年後、奈美江の兄・矢沢省吾(伊原剛志)が、事件解決に乗り出した。矢沢は見知らぬ土地で偶然仲良くなって、屋台の飲み屋をやっている圭子(南果歩)の協力で捜査を始めた。事件の鍵は三戸が魚津で作っていたらしい”女”。この女こそ見つかれば事件の全容が見えてくるのではと。そんなある日、問題の”女”が静岡県焼津出身のホステスだと分かった。そして、圭子こそそのホステスだと判明した。圭子の自宅を訪ねると、三戸の血のついたジャンパーを発見。問いただした矢沢に一年前の事件の真相を告白し始める。しかし、矢沢は別の動機があるのではと、焼津に行って調べ始める。そして真実が見えてくるのだが・・・。
時間(本数) |
120分 |
放送日時(初回) |
1996/5/21 夜9時03分~10時54分 |
放送局(初回) |
日本テレビ |
脚本・監督・プロデューサー |
原作:斉藤澪(「待っていた女」より) 監督:猪崎宣昭 脚本:橋本綾 |
出演 |
南果歩・伊原剛志・河合美智子・菊池隆則・池田成志・ベンガル・筒井真理子 他 |