タクシードライバーの夜明日出夫(渡瀬恒彦)は、元警視庁の敏腕刑事。ある日、神谷警部(平田満)から指名が入る。神谷が家族同然に親しくしている新聞記者・板倉早苗(酒井美紀)の見合いの立会人を、夜明にも付き添って欲しいという。夜明のアパートで早苗と落ち合い、揃って見合い会場に向かう途中、早苗は、母・美喜子(梶芽衣子)に頼まれた書類を届けるため、一人で弁護士事務所に立ち寄った。そこで早苗は弁護士・能美健司(新井康弘)の刺殺死体を発見する。早苗によると能美は美喜子の“成年後見人”を務める契約を交わしていたという。美喜子は現在、飛騨高山に暮らしていて、能美も故郷である同地で法律相談を受けていたらしい。早苗という娘がいるにも関わらず、なぜ美喜子は能美を後見に指定したのか。東山刑事(風見しんご)は、財産を巡って母親と衝突した早苗の犯行ではと推理する。だが、早苗には能美の死亡推定時刻に、夜明や神谷と一緒にタクシーに乗っていたというアリバイがあった。そんな中、大手不動産会社の専務・飯田敦(春田純一)が、裁判で敗訴したことを機に顧問弁護士だった能美に恨みを抱いていることも分かった。だが飯田は、東山たちの訪問を無視して飛騨高山へ。一体、飛騨高山に何があるのか…。
時間(本数) |
120分 |
放送日時(初回) |
2013/12/7 夜9時15分~11時21分 |
放送局(初回) |
テレビ朝日 |
脚本・監督・プロデューサー |
原作:笹沢佐保 監督:吉田啓一郎 脚本:塩田千種 |
出演 |
渡瀬恒彦・風見しんご・梶芽衣子・酒井美紀・寺島進・春田純一・徳井優・平田満 ・新井康弘・嘉門洋子・鶴田忍 他 |