タクシードライバーの夜明日出夫(渡瀬恒彦)は、元警視庁の敏腕刑事。ある日、夜明のタクシーに栃木刑務所から迎車の要請が入った。依頼主は夜明の元同僚神谷警部(平田満)。その日出所する市川志穂(国生さゆり)を望みの場所まで送って欲しいという。途中何カ所か寄った後ホテルまで送り届けた。翌朝、神谷が夜明の元へ志穂の様子を聞きにやって来た。そこへマンションの非常階段で男の死体が発見されたという報告が入る。第一発見者はSF作家の大島和樹(林泰文)、死んでいたのは和樹のマネージャー竹村祐一だった。祐一は昨夜、出版社の担当編集者・陣内はるか(遠野なぎこ)にメールを送った後、階段から突き落とされたらしい。死体が見つかった階段の踊り場で、長方形の紙片が発見された。その紙片には被害者とは異なる血液型の血痕のほか、3人の指紋が残されていた。一つは被害者、一つは不明、残る一つは昨日出所したばかりの志穂のものだった。実は、名字こそ違うが和樹は志穂の弟だったのだ。その矢先、志穂が身を寄せている銚子で、今度は、祐一の父親・英二(山本圭)が他殺死体として発見された…。
時間(本数) |
120分 |
放送日時(初回) |
2011/7/2 夜9時~10時51分 |
放送局(初回) |
テレビ朝日 |
脚本・監督・プロデューサー |
原作:笹沢佐保 監督:吉田啓一郎 脚本:塩田千種 |
出演 |
渡瀬恒彦・平田満・風見しんご・国生さゆり・山本圭・遠野なぎこ・小林健・西山浩司・大島蓉子・林泰文・鶴田忍 他 |