タクシードライバーの夜明日出夫(渡瀬恒彦)は、元警視庁の敏腕刑事。訳あって妻とは離婚、元妻と暮らしていた一人娘のあゆみ(林美穂)も既に成人し、現在フリーターながら自活している。ある日、街を流していた夜明のタクシーの前に、ウェディングドレス姿の女・石野小百合(尾崎由衣)が飛び出してくる。小百合は結婚式の時刻が近づいても新郎の保阪昇(榊原利彦)が現われないので昇のマンションを見に行きたいと、ウェディングプランナーの町田恵美子(原沙知絵)と共に車に乗り込んでくる。そして、部屋に入ったところ、昇の姿はどこにも無く夥しい血痕だけが残されていた。通報を受けて警視庁捜査一課の東山(風見しんご)、国代(小林健)両刑事が駆けつけてくる。鑑識の調べで、血痕は昇自身の物だという。さらに昇が3ヶ月前に勤めていた建設会社を突然辞めたことを突き止める。数日後、恵美子から迎車の要請を受け、恵美子の勤務先の社長・保阪志津代(東てるみ)と滋賀県大津に向かうこととなる。大津のホテルで行われる結婚式の準備に行くらしい。夜明は久しぶりの遠距離に、顔をほころばせる。大津のホテルに、東山と国代が訪ねてくる。昇が信楽町の山中で死体で発見され、通話記録に恵美子と頻繁に連絡を取り合っていた履歴が残されていた。…
時間(本数) |
120分 |
放送日時(初回) |
2010/1/23 夜9時~10時51 |
放送局(初回) |
テレビ朝日 |
脚本・監督・プロデューサー |
原作:笹沢佐保 監督:吉田啓一郎 脚本:坂田義和 |
出演 |
渡瀬恒彦・原沙知絵・平田満・中原丈雄・東てる美・風見しんご・小林健・河西健司・山田スミ子・大森うたえもん 他 |