国民的ロマンともいえる、おなじみ「忠臣蔵」を二日間にわたって放送。勅使餐応の大役をおおせつかった赤穂藩主、浅野内匠頭(風間杜夫)は、接待の作法慣習の指導役・吉良上野介(森繁久禰)から度重なる屈辱を受けていた。遂に腹に据えかねた内匠頭は江戸城中、松の廊下において上野介に切りつけた。城中での刃傷はご法度、これを破った内匠頭には切腹、お家断絶の沙汰が下る。残された赤穂藩士たちは城代家老、大石内蔵助(里見浩太朗)に徹底抗戦か、仇討ちかと詰め寄る。が、内蔵助の出した答えは公儀への城明け渡しであった。浪士となった赤穂浪士たちだったが、内蔵助は本当に信頼できる者達だけに仇討ちの意思を伝える。吉良方や公儀にわからぬよう、京都山科で遊興三昧にふける内蔵助の姿は浪士内を不安にさせるものであった。しかし密かに事を運んでいた内蔵助は最終的に残った四十七士と共に、遂に元禄十五年、十二月十四日に決起、吉良邸へと討ち入った。見事上野介を討ち取った赤穂浪士たちはその裁きを公儀へと委ねる。これこそ内匠頭切腹を下した公儀に対する内蔵助の問いであった。結局、切腹の沙汰が下るも彼等は永遠の伝説となったのである。[!
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時間(本数) |
5時間 |
放送日時(初回) |
前編:1985/12/30 夜9時02分~11時24分 後編:12/31 夜9時02分~11時24分 |
放送局(初回) |
日本テレビ |
脚本・監督・プロデューサー |
監督:斎藤武市 脚本:杉山義法 |
出演 |
里見浩太朗・風間杜夫・多岐川裕美・中野良子・坂上忍・竜雷太・勝野洋・あおい輝彦・田村亮・堤大二郎・高品格・火野正平・山内明・下川辰平・西村晃・山岡久乃・野川由美子・丹波哲郎・竹脇無我・森繁久禰他 |