1853年黒船来航以来、日本国内では様々な議論が巻き起こり、幕藩体制そのものを揺るがしかねないものとなっていた。そんな中、長州藩士、高杉晋作(松平健)は視察に訪れた上海で列強に支配された植民地の惨状を目の当たりにし衝撃を受ける。日本を列強から守る為に彼は攘夷を決意、英国公使館焼き討ちや将軍暗殺を企てるなど過激な行動を取っていた。一方、京都では尊王攘夷派の志士達と新撰組の対立が激化、同じ長州の桂五郎(中村雅俊)や久坂玄瑞(永島敏行)と意見が別れ、孤立した晋作は剃髪、出家する。長州では攘夷の名の下、関門海峡通過中の米商船に砲撃、馬関戦争が勃発していた。下関防衛を任じられた晋作は身分の分け隔てない軍隊「奇兵隊」を結成してこれに当たらせた。京都では薩摩による長州追い落しから不満が爆発、天皇を御所裏手から奪う計画が久坂、桂らの手によって進められていた。会津、薩摩両藩は御所でこれを迎え撃ち、禁門の変が勃発する。長州軍はこれに敗北、更に幕府がこれに乗じて長州征伐を取り決めた。藩内での意見は二つに別れ、恭順派による血の粛正が始まった。だが晋作をはじめとする抗戦派が藩内を掌握、村田蔵六(片岡鶴太郎)指揮の下、奇兵隊は八面六臂の大活躍を果たすのだった。だが、そんな晋作の身体に病魔が蝕みつつあった。[!
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DVD ・
VHSが発売されています。!]””
時間(本数) |
一部二部:6時間30分 |
放送日時(初回) |
第一部:1989/12/30 夜9時03分~11時57分 第二部:12/31 夜8時03分~11時27分 |
放送局(初回) |
日本テレビ |
脚本・監督・プロデューサー |
監督:斎藤武市 脚本:野上龍雄 |
出演 |
松平健・中村雅俊・片岡鶴太郎・伊藤蘭・池上季実子・津川雅彦・萩原流行・堤大二郎・武田鉄矢・高橋英樹・梅宮辰夫・勝野洋・永島敏行・竜雷太・三遊亭円楽・羽賀研二・藤岡琢也他 |