1174年、春。平清盛一門は隆盛を誇り、彼らの横暴無謀が天下にまかり通っていた。その頃人生の旗印を求めて彷徨っていた武蔵房弁慶(里見浩太朗)は、五条大橋で源氏の御曹司の鞍馬山の遮那王(野村宏伸)に出会う。弁慶は年少ながら武勇に優れ、知恵・体力にも秀でた遮那王に惚れ込み、一生彼の影となって仕えることを誓う。成長した遮那王は、元服して名を九郎義経と改め、源氏再興の旗揚げを果たした兄・頼朝(榎木孝明)の元へ赴き、一ノ谷決戦では見事な戦術手腕を発揮して一躍武名を揚げた。しかし、そのあまりにも鮮やかな戦いぶりが、頼朝の猜疑心を呼び、兄弟の仲は次第にこじれていった。ついに鎌倉より義経討伐の沙汰が下され、義経は朝敵として追われる身となった。吉野山へ逃れるも、愛妾・静(安田成美)を捕らえられ、窮地に陥った主徒は、最後の頼みの綱、奥州・藤原秀衛(丹波哲郎)の元へ向かう。道中最大の難関・安宅の関では、弁慶の心根に胸を打たれた富樫泰家(高橋英樹)の協力を得、無事奥州へと辿り着いたが、ここも二人の安住の地とはならなかった。義経の保護を理由に、奥州征伐の勢力が日増しに強くなってきたのである。いよいよ追い詰められた二人。そしてその悲劇の結末は・・・。[!
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時間(本数) |
5時間 |
放送日時(初回) |
1991/12/31 夜6時30分~11時30分 |
放送局(初回) |
日本テレビ |
脚本・監督・プロデューサー |
原作:村上元三 監督:山下耕作 脚本:杉山義法 |
出演 |
野村宏伸・里見浩太朗・安田成美・十朱幸代・榎木孝明・有森也実・和久井映見・高橋英樹・田村亮・丹波哲郎・哀川翔・平幹二朗・唐沢寿明 他 |