慶応3年春、榎本釜次郎、後の武揚(里見浩太朗)はオランダ留学を終え、最新鋭艦 開陽丸と共に帰国、幕府海軍創設の夢を馳せる。医学者佐藤泰然の孫、多津(浅野ゆう子)と祝言を上げるも幕府は今、逼迫した状況に置かれ、新婚生活は長くは続かなかった。大政奉還によって遂に幕府は瓦解、勝海舟(津川雅彦)の尽力により江戸無血開城を迎える。だが戦わずしての敗戦を認められない幕臣達は徹底抗戦の構えに入り各地を転戦、北上していく。一方、榎本も蝦夷地での新政府樹立を画作、海軍をもってしてもこれは賊軍以外の何ものでもなく、討伐軍が差し向けられる。頼みの綱、愛してやまない開陽丸も嵐によって沈没、榎本達にとって苦しい戦いが始まった。激しい戦いの中、陸軍を率いていた新撰組の土方歳三(渡哲也)や中島三郎助(若林豪)など重臣が次々と戦死、いよいよ敗北濃厚となった榎本は、日本の未来の為、遂に苦渋の決断をする。その後、敗軍の将榎本武揚は明治政府の要職について新しい歴史を切り開いていく。謎の人物、榎本の人となりを様々な角度から浮き彫りにしていく。[!
バップから
DVD ・
VHSが発売されています。!]””
時間(本数) |
6時間 |
放送日時(初回) |
第一部:1988/12/30 夜8時03分~10時55分 第二部:12/31 夜8時03分~10時56分 |
放送局(初回) |
日本テレビ |
脚本・監督・プロデューサー |
監督:斉藤光正 脚本:杉山義法 |
出演 |
里見浩太朗・渡哲也・森繁久彌・浅野ゆう子・十朱幸代・野村宏伸・藤岡弘・風間杜夫・田村高廣・石立鉄男・津川雅彦・船越英一郎・西郷輝彦・中村雅俊 |