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- 土曜グランド劇場
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今夜、すべてのBARで
小島容・ルポライター、43歳。初めての小説の依頼を受け、プレッシャーから酒を浴びるほど飲んで昏倒し、病院に担ぎ込まれた。助手の天童寺さやかの制止を振り切って飲み続けたツケがとうとう回ってきたのだ。医師の赤河の診断はアルコール依存症。即入院。小島は同じ、アル中の福来、糖尿病の富田林、肝臓病の少年・綾瀬らと大部屋に入った。さっそく精密検査だが、そんな状況でも小島は酒から離れることが出来なかった。着替えを持ってきたさやかから、結婚すると伝えられた。さやかを始めた見たのは16年前。さやかの兄・不二雄と知り合ったときである。飲み友達になった小島は時折、現れるさやかを妹のように可愛がり、3年前天童寺がチンピラに刺されて死んだときから、小島は天童寺に変り、さやかを守ってきた。酒を飲まない小島の手は激しく震え、冷や汗もでる・・・霊安室にある死体消毒用のアルコールこそ飲まなかったが、酒をやめる自信がなかった。さやかに全財産を残すとの遺書を送った。回答は「病気からもあたしからも逃げて！卑怯よ！」と平手打ち。さやかの愛を確認したものの、何も出来ない。そんな小島に一つの事件が起きた・・・。- 1995-01-07
- 日本テレビ
- 長谷部安春
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