作品ワード検索
作品データベース
- 火曜サスペンス劇場・15周年記念特別企画A
-

食卓のある風景
東京近郊の新興住宅街に住む、主婦・山根優子46歳。夫・剛史はサラリーマン。大学4年になる息子・真と平穏な日々を送っていた。そんなる日、剛史に見たこともないマンションへ呼び出された。そこで、人を殺したと打ち明けられる。相手は剛史の愛人・北沢亜希。優子は家庭を守るため死体の遺棄を提案した。死体の捨て場は優子がボランティアで通っているボケ気味の老人・森村貫一の家の裏庭。まもなく、亜希の両親が娘の行方不明を騒ぎ出した。亜希の婚約者・高柳が剛史に相談したが、自分は無関係だと強調して突っぱねる。折りしも剛史に思わぬ電話がかかってくる。相手は機械を使って声を変え脅迫し、金を要求して来た。剛史は高柳だと考え、口封じを決意。亜希マンションの屋上に呼び出し突き落とした。高柳は自殺と処理された。しかし例の電話は再びかかってきた。罪悪感にさいなまれた剛史は完全にノイローゼになり、耐え切れず警察に出頭した。警察は直ちに聞き込みをし、森村家の庭を発掘したが、亜希の死体は出てこなかった。警察は剛史の妄想と判断し釈放。剛史は優子に亜希の死体を移動させたのかと問い質した。そして優子の視線の先にの庭のハーブ畑には亜希つけていたスカーフが・・・。- 1996-10-15
- 日本テレビ
- 猪崎宣昭
- 宮本信子・前田吟・有沢妃呂子・大滝秀治・勝村政信・山本耕史・松本幸三・呉恵美子・三浦賢二・香織ゆたか 他