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火曜サスペンス劇場  

私書箱25号の女

横浜の港東郵便局で働く上条亜也子は、ある日、中村圭子という女に私書箱使用の許可を出したのだが、一杯になったても取りに来ない圭子の部屋を訪ねた。部屋の中には血だらけの他殺死体があった。被害者は輸入雑貨商の黒岩彰次で、死因は金槌で頭部を殴られたことによる脳挫傷。警察は行方がわからない圭子を捜す一方、部屋の中で採取された指紋の人物の特定を急いだ。まもなくして、警察はなんと亜也子の夫・史郎を犯人と断定し追っていることを知る、逃走中の史郎に会った亜也子は黒岩殺しを告白された。史郎の話では馴染みのバーで黒岩と知り合って、開発した人形を黒岩の口利きで圭子に売り込み投資を受けることになっていたが、圭子の部屋で急にいいがかりをつけられ、揉み合いになり、はずみで倒れた黒岩が死んだというのだ。しかし、金槌には触っていないという。手足を縛られ発見された圭子も、史郎が犯人だと証言。程なくして史郎は逮捕された立場は極めて悪くなった。亜也子は史郎の言葉を信じ、圭子が嘘の緒言をしているとにらみ調べ始める。そんな中、一人で事件を調べていた亜也子の上司・野田が死体で発見された。圭子が野田を殺したらしいとの目撃証言を得た亜也子は圭子を訪ね、史郎の一件を含め追及する。すると、圭子の口から圭子と自分との繋がりを聞き、唖然となる・・・。
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  • 1996-07-30
  • 日本テレビ
  • 山本迪夫
  •   高島礼子・羽場裕一・洞口依子・篠田三郎・須賀由美子・平賀雅臣 他