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気まぐれ本格派第五巻 第二十回

大特訓は死の匂い?!

グータラ大学生・道夫(森川正太)は、どうやら今年も留年を決め込んでいる様子。父親の貞仁(花沢徳衛)が、今年こそ卒業出来なければ神主の職を辞するとまで思いつめているのに平気の平左だ。みかねた一寛(石立鉄男)は、店を一週間休業、道夫を家に預り小太郎(秋野太作)と楓(山□いづみ)を教師にかりだして、みっちり扱く事にした。道夫にしてみれば勉強などやる気はさらさらない。ただ、恋する楓に会えるのが嬉しくて清水家にのこのことやって来たのである。ところが、―寛の扱きたるやもの凄い。朝五時に起床してみそぎを行い、夜遅くまで休みもなく勉強するという厳しいスケジュールなのだ。かたわらでは、涼子(水沢アキ)が片手にストップ・ウォッチ、一方にムチを持って監督。夜は一寛とヒモで結び合わされて寝るという具合で、脱走も出来ないありさま。これには、さすがの貞仁もびっくり。息子をとり返そうと必死になるが、一本気な一寛がうんと言うはずもない。仕方なく道夫は恐怖に怖じ気づきながらも何とか一週間を乗り越え、一寛の監視つきで、大学の追試験に臨んだが……。
  • 日本クラウン
  • ジェネオンエンタテインメント
  • 6,720 円
  • 1978-03-08
  • 日本テレビ
  • 小山幹夫
  •   石立鉄男・秋野太作・友里千賀子・山本學・三ツ矢歌子・吉田友紀・山口いづみ・花沢徳衛・森川正太・中条静夫・一ノ瀬康子・水沢アキ