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家光が行く全13話 
徳川三代将軍が竹千代(家光・仲雅美)に内定した。そのかげには竹千代の乳母春日局(加藤治子)、おもり役大久保彦左衛門(ハナ肇)の熱心な願が大きな力となっていたが、竹千代の弟、国千代を次の将軍にとたてていた兵頭丹波守(高橋昌也)一派は、竹千代の暗殺を折りあらばと狙うこととなった。徳川幕府もようやく基礎が固まり始めたこの時代は、しばしば国替え直後の諸大名、旗本らの不満が渦巻き、豊臣の残党が不穏な動きを見せるなどの危機も同時にはらんでいた。三代将軍に内定すると竹千代の生活は以前にも増して窮屈なものとなった。将軍となるためには何事も学問をという春日局の英才教育にうんざりした竹千代は、腰元お志津(小柳ルミ子)の機転で江戸城を抜け出した。持ち前の奔放さからお志津の目からも逃れて一人になった竹千代は、たまたま無頼な侍たちに囲まれていた町娘おるい(吉沢京子)を助ける。それが縁で竹千代はおるいの店「ひさご」の客となった。「ひさご」には幕府の治政に不満をもつ弥平次(目黒祐樹)、身分を隠してはいるが見るものすべてが目新しく見える竹千代をじっと見つめる浪人仲谷新兵衛(佐藤允)がいた。
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  • 1972-10-05 夜8時〜8時55分
  • NTV
  • 若林幹・齋藤光正・今村農夫也・古沢憲吾
  • 仲雅美 吉沢京子・小柳ルミ子・ハナ肇・加藤治子・目黒祐樹・中村敦夫・高橋昌也・菅貫太郎・牟田悌三・津川秀子・亀石征一郎・佐藤充・山村聡・石橋正次 ほか ナレーター 広川太一郎