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- 雑居時代第一巻 第四回
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マダム事始め
末っ子の阿万里(杉田がおる)が一深夜寝ぼけて十ー(石立鉄男)の部屋に迷い込んだ。十一は、隣の阿万里の部屋に運びベッドに寝がしつけてやったが、たまたま同室の四女・冬子(山口いづみ)が目をさまし、十一を痴漢と誤解したことから大騒動,大声にかけつけた二女の夏代(大原麗子)などは、十一に日本刀をつきつけおどすしまつ.親切があだとなり、十一はくさってしまう。翌朝、栗山家は、喫茶店“シャングリラ一のママになった三女の秋枝(川口晶)の話でもちきり,まるで昨夜の出来事など忘れたかのようだ。秋枝は宝石のセールスをしていたが、その腕をなじみの客に買われ、ママに抜てきされたのである。きょうは店に出る一日目とあって、一家は夕方一シャングリラ・に集まる相談をしていた。ところが、姉妹の父親・信(大坂志郎)の身に大変なことが起こった。外国に赴任した十一の父親から安く譲ってもらった屋敷の件であらぬ疑いをかけられたのである。たかが部長で時価五一六千万円もする土地付きの家を買えるわけがない、会社の金を便い込んだのではないか、というのだ。探偵社の調査員が十一のところに現われ、信の身辺を洗うにいたって、ただひたすら会社のために働いてきた信のショックは大きくなるばがり。見かねた十一は、信の疑惑をはらそうと決意する。そのころ、夏代や冬子らは“シャングリラ”で祝福をあげていた。- 日本クラウン
- パイオニアLDC
- 6,300 円
- 1973-10-24
- 日本テレビ
- 平山晃生
- 石立鉄男・大坂志郎・冨士真奈美・大原麗子・川口晶・山口いづみ・杉田かおる・山形勲・加藤治子・川崎敬三・山田吾一・山本紀彦・浅野真弓・二見忠男・津村秀祐・小沢直平