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事件記者チャボ!第五巻 第二十回

チャボの危険がいっぱい・・・!

宿直の夜、一太は、母を殺したので自首したい、つきあってくれという電話を受けた。あわてて、その家へ行ってみると全くのいたずら電話。その間に、暴力団の抗争で市民が巻き添えをくって死亡という事件が起き、東和日報だけがそのニュースを逃がしてしまったため、鬼丸はカンカンになって怒った。一太は頭にバケツを乗せて立たされるはめに。罰として、もう一晩宿直になったその夜、またしても自首につきあってくれという電話が入った。一太は、半信半疑で出かけたが、今夜はちゃんと電話をかけた男が待っていた。小山(河原崎長一郎)というその男は、拾った80万円を競輪で使ってしまったので自首したいというのだ。ところが、前科がつくのではないか、新聞に名前が出るのではないかとグズグズし始めた小山は、気持ちの決着がつくまでつきあってくれと一太を引き回した。早く決心してくれという一太を引きとめながら、小山はあるアパートの空室に入りこんだ。そして、段々行きづらくなるから、行きましょうとアパートを出ようとした一太を殴って気絶させてしまった。―太が目覚めると、もう、みんなが出社している時間。社に連絡しようとしたが、縛られて動けない。自首しろとうるさいので縛ったという。あげくの果てに小山は、一太の財布で買って来た包丁で一緒に死んでくれと言い出した。そんな時、2階の―室の母親が子供が二人火の中にいると叫んだ。小山はあわてて一太の縄を切り、二人は炎の中に飛びこんで行った-。
  • 日本クラウン
  • ジェネオンエンタテインメント
  • 6,300 円
  • 1984-03-24
  • 日本テレビ
  • 高井牧人
  •   水谷 豊/伊藤 蘭/渡辺篤史  藤木 悠/賀原夏子/藤岡琢也