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雑居時代第四巻 第十五回

今年はライオンどし?

正月気分に酔いしれる栗山家に初老の獅子舞いがやって来た。その獅子舞いは、三女の秋枝(川口晶)が、今朝初詣に行く途中、ヤクザにからまれているところを助けてやった民造(多々良純)だった。彼はお礼にとみごとな獅子舞いを披露。 ところがなんとその最中、民造は脳卒中で倒れてしまったのだ。夏代(大原麗子)たちは大あわて、部屋に寝がしつけ救急車を呼んだが、医者にこのまま病院へ運んだら生命が危ないといわれ、しばらく民造をあずかることにした。 一方、懐がさびしくてちっともめでたい気分になれないでいた十一(石立鉄男)、民造の病気をいいことに獅子舞いの衣装を拝借、珍妙な踊りで近所をまわり、祝儀をガッポリもうけた。しかし、それもつかの間、同業者に見つかり、なぐられたあげく全額とりあげられてガックリ。 翌朝、夏代の看病のかいあって、民造はすっかり元気をとりもどしたが、彼はてっきり秋枝が世話してくれたものと思いこみ、秋枝に一人息子の嫁にならないかともちかけた・・・。
  • 日本クラウン
  • パイオニアLDC
  • 6,300 円
  • 1974-01-09
  • 日本テレビ
  • 小山幹夫
  •   石立鉄男・大坂志郎・冨士真奈美・大原麗子・川口晶・山口いづみ・杉田かおる・山形勲・加藤治子・川崎敬三・山田吾一・山本紀彦・浅野真弓・二見忠男・津村秀祐・小沢直平