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雑居時代第五巻 第十八回

さよなら、先生!

勇作(川崎敬三)と助手の十一(石立鉄男)が、記録写真担当とじてカラ二ラム学術調査団のメンバーに正式に決定した。二人は大喜び。一年近くも現地に滞在するとあって、毎日準備に大わらわだ。 一方、栗山家の長女・春子(冨士真奈美)や三女・秋枝(川口晶)たちは、これを機会に十一を追い出そうとやっきになった。十一にひそかに好意を抱いている二女の夏代(大原麗子)もそのいきおいに押されて、仕方なく賛同。十一ばいやがおうにも栗山家がら追い出されるはめになった。 この険悪な事態に姉妹の父親・信(大坂志郎)は胸を痛めた。会えばケンカばがりじているが、夏代と十一が愛しあっていることを知っていたがらである。信は、カラコラムヘ行く前に、なんとか三人の仲をまとめてやりたいと思い、勇作に相談をもちかけた。かねてから夏代を好きだった勇作はショックを受けたが、三人のために、十一のカラコラム行きを断ったのである。そんなこととは知らない十一は、勇作をうらんだが…・。
  • 日本クラウン
  • パイオニアLDC
  • 6,300 円
  • 1974-01-30
  • 日本テレビ
  • 千野皓司
  •   石立鉄男・大坂志郎・冨士真奈美・大原麗子・川口晶・山口いづみ・杉田かおる・山形勲・加藤治子・川崎敬三・山田吾一・山本紀彦・浅野真弓・二見忠男・津村秀祐・小沢直平