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雑居時代第五巻 第十九回

逃がした魚は・・・

喫茶店の雇われママをしている秋枝(川口晶)か.なじみ客の田辺(夏夕介)にプロポ一ズされた。田辺とは親しく□を聞いたこともなかったからあまりに急外なことに秋枝はびっくり。 しがし、田辺は真剣そのもの。当惑した秋枝は、婚約者がいるとウソをついた一ところが、なんと田辺はその婚約者に会わせてほしいといいだしたのである。愛する人のしあわせを託せる男かどうが確かめなければあきらめきれない、というのだ。 そこで秋枝は、十一に婚約者を装ってもらい、田辺にひき会わせた。田辺は十一を一目見るなり秋枝を断念。そして、秋枝にとう突にプロポーズした理由を十ーに打ち明けた。彼は不治の病いであと一年の生命しかないと看護婦に聞かされ、結婚を急いだのである。それを知り秋枝の心ははげしく動揺する…。
  • 日本クラウン
  • パイオニアLDC
  • 6,300 円
  • 1974-02-06
  • 日本テレビ
  • 手銭弘喜
  •   石立鉄男・大坂志郎・冨士真奈美・大原麗子・川口晶・山口いづみ・杉田かおる・山形勲・加藤治子・川崎敬三・山田吾一・山本紀彦・浅野真弓・二見忠男・津村秀祐・小沢直平