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- あんちゃん第六巻 第21回
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徳チャンは、ただいま発熟中でえす!
徳子(伊藤蘭)が珍しく熱を出して寝込んでしまった。徳子はあと10日で26歳になる。このままじゃ余りにも寂しい人生じゃないかと、焦りみたいなものを感じていた。そんな時、宇佐木町に旅芝居の神内俊之助一座がやってきた。俊之助は宣伝も兼ねて宇佐木町の住民一人を芝居で使いたいと、商工会の事務所へ言ってきた。芝居好きな音次(三浦洋一)らはすっかりその気になってしまった。徳子もまた退屈な毎日をこのあたりで変えるには、芝居に出る事だと一徹(水谷豊)に頼み込んだ。だが、一徹は熱もあるし時々突拍子もないことをやる徳子が心配でダメだと叱った。だが、結局折れて一郎(岡本富士太)に頼んでみると、意外にもOKの返事。ところが、話は二転三転。結局芝居に出るのは音次と決定。音字は一郎に裏工作をしたのだが、芝居が下手なのはどうにもならず、座長の俊之助(真夏竜)も投げ出す始末。一方、徳子は熱のためか挙動がおかしい。部屋の中で一人こもり「ゴローさん、カッコイイ!」なんて喋べっている。それを一徹から聞いた米夫(河西健司)はいきり立ち、ゴロー捜しを始めた。一徹も心配になって頼子(淡路千景)にもきいてみるが心当たりがないようだ。ところが、旅芝居の神内俊之助が本名五郎とわかった。徳子は 恋人は五郎とわかって、米夫と文太(西山浩司)が芝居小屋へ殴りこみに行った。そのころ、徳子と五郎は近くの原っぱにいた。この原っぱは五郎が昔から年一回宇佐木町に興行に来ていて、二人はよく遊んだ思い出の原っぱだった。ところが、話をしていて徳子は子供の頃、足をくじいた時おぶってくれたり、ベッコウアメを買ってくれた”星の王子様”を五郎と思い込んでいたが、勘違いだと言われ愕然とする。そこへ一徹がやってきた。一徹もまた五郎のことをよく知っていた。帰り道、徳子は”星の王子様”は一徹だった事を知った・・・。- 日本クラウン
- ジュネオンエンターテインメント
- 6,300 円
- 1983-03-19
- 日本テレビ
- 雨宮望
- 水谷 豊・伊藤 蘭・西山浩司・藤真利子・三浦洋一・寺田農村田英雄・淡島千景