作品ワード検索
作品データベース
- 事件記者チャボ!第二巻 第五回
-
チャボが愛した狼少年・・・
一太はラブホテルのデート嬢殺人事件の取材の帰り道、近く取り壊される予定の二階建てアパートで人影を発見。めぐみ(木ノ葉のこ)と恐る恐る中へ入っていくと孝(六浦誠)、守(黒沢大輔)の10歳ぐらいの兄弟がいた。二人が何を聞いても孝兄弟は何も喋らす、両親もいないことからとりあえず警察に預けた。しかし、−太は孝兄弟のことが気になって仕方がなく仕事そっちのけで警察へ。警察の話では、母親は一年前に家出、それが原因で父親は酒に溺れ孝たちに当たり、二人は家を出てボロアパートに住みついたということだった。そこへ父親の高沢(蟹江敬三)がやってきて、子供たちを施設へ入れてくれと頼んだ。くどくどとグチを言う高沢を見た一太は、カッと頭にきて孝たちを責任を持って面倒見ると宣言。一太は翌日、二人を預けてある児童相談所へ。一晩考えた末、やはり親子で一緒に暮らすのが一番いいと結論を出したが、孝たちは何かといえばすぐ殴る父親と住みたくないという。両親の愛情に飢えている孝たちに一太はツルと一緒に食事に連れて行った。その時、一太が広げた新聞に載っていた写真を見て守が「ママ」とつぶやいた。その写真は、先日のラプホテル殺人事件のデート嬢だった。高沢が警察に来て身許を確認。その夜、―太とツルは高沢のアパートで孝たちにスキ焼きを作ってやつたが、そこへ泥酔して帰ってきた高沢がー太を怒鳴り、孝たちに母親はもう死んだと叫びひどいことになった。一太は孝たちを外へ連れ出し、二人に母親が死んだことをわかりやすく説明してやったが……- 日本クラウン
- ジェネオンエンタテインメント
- 6,300 円
- 1983-12-03
- 日本テレビ
- 佐光千尋
- 水谷 豊/伊藤 蘭/渡辺篤史 藤木 悠/賀原夏子/藤岡琢也