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あんちゃん第七巻 最終回

ブルートレイン、極楽行き!

一徹(水谷豊)は突然、音次(三浦洋一)から自分の会社の社長になってくれと頭を下げられた。音次の会社は金詰まりで、安楽寺の土地を担保にして銀行から金を借りようしているのだ。そのために一徹に社長になれと言うのだが、一徹はもちろん断った。だが、音次はあきらめきれない様子だ。そこへ、今度はとみ子(蜷川有紀)が三吉(村木慎一)がしつこく付きまとうので、一徹から断ってくれと言ってきた。さらに桃子(太田あや子)が家を出てアパートに住みたいから親を説得して欲しいという。呆れかえっている一徹のところへ元(寺田農)までが、5月の連休に中学生20人をお寺で合宿させたいと言ってきた。それを断ったと思ったら一郎(岡本富士太)が、嫁と姑がうまくいっていない。これは、無理矢理結婚させた一徹が悪いと文句を言い出した。また更に、東洋女子プロレスの下田会長が再びトレーナー兼マネージャーを引き受けてくれと東京からやって来た。断っても会長は山水楼に泊まり込んで、何日かけても□説くと持久戦の構えだ。それを聞いたみんなは、一徹に東京に出られては大変と引止めに乗り出した。岩男(村田英雄)は何を思ったか娘・良江(ねもときよみ)を嫁にやるから宇佐木町にとどまれと言い出した。音次たちは一徹を町長選にひっぱり出そうと画策しだした。これには一徹も嫌気がさしてしまう。そんな時、一徹は死期の迫った老人・公吉に会った。公吉は一徹にあの世へ行く道を教えてくれと言った。一徹は公吉に、あの世の門の前まで連れていくと約束した。その夜、一徹は公吉と一緒に宇佐木町駅にやって来た……。公告にとってあの世の門は駅だったのだ。しばらく話をしていると、公告は静かに息をひきとった。
  • 日本クラウン
  • ジュネオンエンターテインメント
  • 3,150 円
  • 1983-04-23
  • 日本テレビ
  • 高井牧人
  •   水谷 豊・伊藤 蘭・西山浩司・藤真利子・三浦洋一・寺田農村田英雄・淡島千景