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- 気になる嫁さん第六巻 第二十二回
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思い込んだら命がけ
呂之助(佐野周二)の本家の親類すじにあたる、村上水守(沖雅也)という大学生が、清水家の二階に下宿することになった。村上は薬学を勉強中の秀才で少しなまいきだが、女性にはとてもやさしい。気むすかしいぱあやのたま(浦辺粂子)とも、たちまち意気投合したし、ハンサムなので小夜子(水野久美)は母性愛を刺激された。めぐみ(榊原るみ)までが、なんとなくそわそわしている。文彦(石立鉄男)と力丸(山本紀彦)はおもしろくない。やがて、村上は部屋に試験管を並べて、なにやら実験を始めた。折も折、文彦の大判社で貸し出した四十万の金が爆弾製造につかわれたり、力丸の大学で爆弾さわぎがあったりしたので、文彦や力丸はもしや村上も爆弾をつくっているのてはないかと怪しむ。そんなある日、めぐみは中身のわがらない小包を友人のところへとどけてくれと、村上に頼まれて出かけた。あとで事情を闇いた力丸はてっきり爆弾と思いこみ、文彦といっしょにめぐみを追いがけ、小包を川へ捨ててしまう。ところが、それは大事な実験のデータだったのだ。一方、小夜子は先日来ゆくえをくらましていた竹山(橋本功)が、新宿のスナックに姿を現わしたらしいと聞き、ようやく探しあてた。竹山はやはり、ベトナムの戦場カメラマンとして有名な谷川勉だったのである…・・。- 日本クラウン
- ジュネオンエンターテインメント
- 6,720 円
- 1972-03-08
- 日本テレビ
- 平山晃生
- 榊原るみ・石立鉄男・佐野周二・山田吾一・水野久美・山本紀彦・関口守・浦辺粂子・杉葉子・富士眞奈美ほか