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気になる嫁さん第八巻 第三十二回

おやじの縁談

会社の買金繰りを手っ取り早く競馬で一儲けしようと企んだ文彦(石立鉄男)と雨宮(津村秀祐)、瑕をもてあそぷ小夜子(水野久美)に、1−3の大穴馬券を買うように頼んだ。ところが小夜子は、3の目か嫌いだからと買わなかったので、みすみす百万円の損。そんなある日、呂之助(佐野周二)の故郷・尾道がら児玉秋子(月丘千秋)という美しい婦人が訪ねてきた。夫に死なれて二十年、一人娘の成長だけを楽しみに生きてきた秋子。娘の結婚式で上京したというが、どうやら呂之助との再婚話らしく、さすがの呂之助も嬉しさをかくしきれない。子供たちの反応は様々で、なかでも力丸(山本紀彦)は大反対。ばあやのたま(浦辺粂子)をおふくろのように思っているため、呂之助が再婚すれぱひまをもらうと言い出したたまに同情したのだ。また、呂之助を本当の父と慕うめぐみ(榊原るみ)も、なんとなく淋しかった。だが妻に死なれて二十年、楽しみは盆栽と株しかない呂之助、再婚したらめぐみを連れて尾道へひっこむつもり。だがら誰も面と向って反対とは言えながった。一方文彦は、今度こそ6−8の大穴でばっちりと意気込んだものの、ふと六月八日が母の命日であることに気づいて買うのをやめた為、またしても万馬券を取りそこなう・・・・。
  • 日本クラウン
  • ジュネオンエンターテインメント
  • 6,720 円
  • 1972-06-21
  • 日本テレビ
  • 千野皓司
  •   榊原るみ・石立鉄男・佐野周二・山田吾一・水野久美・山本紀彦・関口守・浦辺粂子・杉葉子・富士眞奈美ほか