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気になる嫁さん第九巻 第三十三回

先立つものにさきだたれ

清水家の家計は、次男・文彦(石立鉄男)の稼ぎだけでまかなわれている。その文彦も、今月ぱかりは給料が出ないかもしれないとあって、台所をあずかるめぐみ(榊原るみ)とばあやのたま(浦辺粂子)は頭が痛い。折も折、前に小夜子(水野久美)が勤めていた会社の社長・箕浦(石浜朗)が沖縄に支店を開くので、小夜子にぜひまた手伝って欲しいと言っってきた。ぷらぷらしている小夜子を心配してのことだが、今さら会社勤めなどする気はなく、めぐみと二人でしるこ屋でも始めようかと考えていた小夜子は、沖縄にはヘビがいるからいやだとわがままを言い、箕浦のせっかくの申し出を断ってしまう。しかし、しるこ屋を始めるにしても先立つものは金。めぐみがらその話を聞いた文彦は、うまい儲け□とばかり、さっそく八重子(冨士眞奈美)に相談、重役にするという条件で金を出させることに成功、それをそっくり小夜子に貸すともちかけた。むろん八重子と小夜子は仲が悪いがら、しるこ屋はめぐみにやってもらうと八重子には言い聞かせてあった。ところがいざとなって、金の出どころが八重子だとわかるや小夜子はカンカン。一方、ハ重子も小夜子がやるなら金は出さないと言い出し、大げんかが始まった。
  • 日本クラウン
  • ジュネオンエンターテインメント
  • 6,720 円
  • 1972-07-12
  • 日本テレビ
  • 平山晃生
  •   榊原るみ・石立鉄男・佐野周二・山田吾一・水野久美・山本紀彦・関口守・浦辺粂子・杉葉子・富士眞奈美ほか