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気になる嫁さん第十巻 第三十八回

母を求めて

たまには羽根をのばそうと、行った筈の温泉で清水家全員まことにとんだ目にあい、ぼうほうのていで東京に逃げ帰ったが、小夜子(水野久美)とめぐみ(榊原るみ)は最初の目的を果たそうと、強引に海水浴に出がけた‥‥‥ 。ところがそこで小さな女の子と男の子に知り合った。女の子の名前は何と同じめぐみ(遠藤薫)、その弟は昭五郎〔中村英生)。この女の子、大変しっかりしていて大人の様な口ぶり、そして女の子はママは死んだと言い、男の子はママは死んでなんがいないと言い張り、何か訳のおりそうな様子の二人である。そこへ花岡(滝田裕介)と称する二人の父親が現われたが、急用で東京に掃るという。子供たち二人はイヤダイヤダと泣き出してしまい、見るに見かねた小夜子とめぐみは二人の面倒を見ることを買って出た。ところが帰りの車で昭五郎が熱を出し、子供たちの家に着いた頃はすでに夜、しかし父親はまだ帰っていない。医者は夜の往診はしてくれないとあって、小夜子は仕方なく二人を清水家に遅れていって看病する事にした、清水家では狭い所に子供二人も背負いこんでと全員ブープー。小夜子も無責任な父親・花岡に腹が立ち、彼の勤め先である大字の研究室にのりこんだか、当の花岡は居所不明。だが、そこに居合わせた新聞記者から、花岡の妻は亭主が研究を始めると全く家庭を顧みないので、ニ人の子供をおいて家庭教師と駈け落ちしてしまったと聞かされた・ ・・。
  • 日本クラウン
  • ジュネオンエンターテインメント
  • 6,720 円
  • 1972-09-06
  • 日本テレビ
  • 平山晃生
  •   榊原るみ・石立鉄男・佐野周二・山田吾一・水野久美・山本紀彦・関口守・浦辺粂子・杉葉子・富士眞奈美ほか