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- 俺たちの祭第三巻 第九回
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一輪の花
昭一が小料理屋の女、夕子を好きになった。夕子は男癖が悪いという噂があり、隆之は心配するが、昭一は意に介さない。タ子は劇団の講師・剛田の娘で、家族を省みない父に反発し、家出していたのだ。ところが、夕子の母が急病で入院、剛田は夕子に見舞いに行ってほしいのだが、今さら会いにも行けず悩ん ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 斎藤光正
- 俺たちの祭第三巻 第十回
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生きる情熱
最近、劇団の研究所の講義が虚しいものに感じられてきた隆之は、ある日、リヤカー1つで日本中を芝居しながら旅する北川徹・さゆり兄妹に出会う。昭一ゃ直子たちを連れて兄妹の芝居を見に行った隆之は「俺にとって芝居とはこういうもんじゃないか」と思い、兄妹に一緒に連れていってくれと頼むのだった ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 斎藤光正
- 俺たちの祭第三巻 第十一回
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赤い火花
劇団に聴講生・田代理恵が入ってきた。「新米だもの」と、お茶を入れたり掃除をしたりよく働く理恵を隆之は好ましく思う。ひょんな事から大物俳優・津山和行の世話役になった隆之だが、研究生仲間の嫉妬の目は冷たい。津山の家に出入りするようになった隆之は、やがて理恵も連れていくようになり二人の ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 土屋統吾郎
- 俺たちの祭第三巻 第十二回
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父の姿
父を知らない隆之は“父親に対するセリフ”を感情をこめて言えず、剛田にしぼられる。一方、劇団の研究生・山下は上京した父親に「芝居をやめていなかに帰れ」と言われていた。以前の隆之なら−も二もなく自分の意志を通すべきと言うところだが、今の隆之には父親という言葉がひっかかり、何と言ってい ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 土屋統吾郎
- 俺たちの祭第四巻 第十三回
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熱い夢
劇団の研究生・木村が書いた芝居の台本に感動した隆之は「みんなでやろう」と研究生たちに呼びかけるが、現実はきびしい。そんな時、かつて演劇に青春をかけた初老の紳士・松永が現れスポンサーになってくれることになった。しかし、事務長の左右田に「どうしてもやりたいのなら劇団をやめろ!」と言わ ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 斎藤光正
- 俺たちの祭第四巻 第十四回
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燃える手
研究生の発表会はチェホフの「三人姉妹」。ここで認められた者が正劇団員になるので、みんな必死だ。だが、演出の剛田が倒れ、発表会は暗礁に乗り上げる。隆之の提案で木村の書いた芝居を左右田の演出でやることでなんとか準備は進むが、当日著名な舞台批評家や新聞社が取材に来ることになり、劇団幹部 ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 斎藤光正
- 俺たちの祭第四巻 第十五回
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生きることの祭
卒業公演も終わり、劇団員として残れるメンバーが発表されるが、そこに隆之の名はなかった。隆之を落としたのは先日トラブルを起こした南田に違いない。左右田に役者になりたいなら南田に謝ってこいと言われた隆之だが、頭を下げられなかった。これからどうしていいか分からず多摩川堤をぶらつく隆之は ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 土屋統吾郎
- 俺たちの祭第四巻 第十六回
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孤独のさけび
研究生仲間だった木村が田舎へ帰ることになり、仲間が集まって送別会が行われた。その席で隆之は、木村が作った「黄金仮面」を最後の舞台として、皆でやろうと提案する。隆之のアルバイト先の空倉庫が借りられることになり、仲間が力を合わせて仮設舞台を作る。しかし、その夜、完成した舞台がめちゃめ ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 土屋統吾郎
- 俺たちの祭第五巻 第十七回
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春の足音
久しぶりに元研究生たちがスナックに集まった。隆之は、いつかきっと芝居をやるからその時は皆に参加してほしいと話すが、一同は無言であった。そんな時、昭一が結婚相手の養子にされてしまいそうだと、郷里の久米島から帰って来る。一方、直子がアパートを追い出されてしまい、隆之は彼女と一緒に住む ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 斎藤光正
- 俺たちの祭第五巻 第十八回
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幸福の時
直子に母・真佐子から新居を見に来ると手紙が届く。まだ隆之とのことを話していない直子は大慌て。だが、隆之が留守番をしている部屋を見た真佐子は、娘のふしだらな生活に腹をたててしまう。自分に定職がないことで、母のショックが強いのだと直子に聞かされた隆之は、一度断った時代劇スター伊達の付 ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 斎藤光正
- 俺たちの祭第五巻 第十九回
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愛と別れの街
劇団員として残った矢津子に大役の話か起こる。真先に隆之から祝福を受けたい矢津子は隆之のアパートヘ駈け込むが、隆之は留守。隆之を待つ矢津子だが、部屋中いたる所に隆之と直子との生活を見て、いたたまれず部屋を飛び出す。一方、昭一と花井は、まだ式を挙げていない隆之と直子へささやかな結婚祝 ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 土屋統吾郎
- 俺たちの祭第五巻 第二十回
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愛のたたかい
隆之が公園で花井に自作の歌を聞かせていると、涼子という女がもう一度歌を聞かせてほしいと近づいてきた。そんなある日、公園の前を通った隆之を待っていた涼子が、あなたの歌をぜひ自分が売り出してあげたいと申し出た。役者になる道がなくなりかけていた隆之は、直子の反対を押し切って話を進める。 ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 斎藤光正
- 俺たちの祭第六巻 第二十一回
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栄光と真実
昭一と静香が新居へ引越すことになり、一緒に住んでいた花井はちょっぴり淋しそう。一方、隆之の方もレコードの売上げが伸び悩んでいてあまり元気がない。そこで涼子は隆之を直子と別居させ、独身者として週刊誌記者などに売りまくる。さらに大物作曲家に隆之の歌を認めさせ、歌謡ショーの出演にこぎつ ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 佐藤重直
- 俺たちの祭第六巻 第二十二回
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春の嵐
隆之は、アルバイト先で演劇をやっているという佐川に出会った。執拗に役者を志す隆之は佐川と意気投合し、同じ演劇集団に入る決心をする。佐川から蔵の中で最低三ヵ月の合宿生活をしなければならないと聞かされ、さすがに考え込んでしまった隆之だが、いやがる直子を説き伏せ、独身と偽って入団してし ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 土屋統吾郎
- 俺たちの祭第六巻 第二十三回
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祭の日
不況でバイト先をクビになった隆之。芝居も歌もダメになった隆之は、直子の郷里・北海道行きの決心をするが、その翌日、だめでもともとと受けた劇場公演のオーディションに合格してしまう。郷里へ二人で帰れると喜んでいた直子だが、仕方なくあきらめる。−方隆之は、セリフもうまくしやべれず、ノイロ ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 土屋統吾郎
- 水もれ甲介第一巻 第一回
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頼んだぜ、甲介
家を出て、ジャズドラマーをめざす甲介のもとに届いた父危篤の知らせ。病院にかけつけた甲介は、父、保太郎から甲介・輝夫兄弟の出生の秘密をうち明けられる…。犬塚弘、安田仲と石立鉄男のジャズ演奏が聴けるのも楽しみ。子供時代の朝美を演じるのは村地弘美の実の妹だ。 ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 田中重雄
- 水もれ甲介第一巻 第二回
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ドラムは捨てたんだ
「頼んだぜ、甲介」…父の声が耳を離れない。甲介はドラムを捨て、家に戻る。しかし、甲介を迎える弟の輝夫、妹の朝美の態度は冷たい。そんな兄弟の態度にもめげず、甲介は父との約束を守るために仕事にとりかかるが、相変わらず失敗ばかり。 ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 田中重雄
- 水もれ甲介第二巻 第三回
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工事現場の決闘
三ッ森工業所を継ぐのは甲介か、輝夫か。決着をつけるため、酒井工務店の社長、酒井忠助は二人を日曜日の工事現場へ呼び出し、配管工事で勝負をつけろと提案する。ゲストに喜劇界の大物、伴淳三郎を迎え、ふたりの父、保太郎と倉田兵長の関係が明らかにされる。 ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 千野皓司
- 水もれ甲介第二巻 第四回
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恋人なんて許せない!
親友の銀子から紹介された本田が朝美を訪ねてやってきた。ところが態度の悪い本田を甲介・輝夫兄弟は殴って追い返してしまう。その夜、仕返しのために待ち伏せしていた本田たちに、甲介は殴られてしまう。甲介を介抱した輝夫は、甲介のうわごとを聞いてしまった…。 ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 田中重雄
- 水もれ甲介第二巻 第五回
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おやじ聞いてくれ、この太鼓!
ついに輝夫も、戸籍謄本で兄弟の本当の父が倉田春雄であり、保太郎とは養子縁組であることを知る。ショックで昼間から酒を飲む輝夫。翌日、鬼子母神は祭り。甲介は天国の父に届けよと、思い切り祭り太鼓を叩く。それを見た輝夫も、負けじと叩くのであった。 ・・・>>続きを読む- IMAGICA
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- 田中重雄