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- 火曜サスペンス劇場
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隠された誘拐
刑事の岩本道夫は、妻と息子の三人暮らし。その息子が誘拐された。犯人は岡野という男で、3年前に岩本が逮捕した男だ。出所して金に困った岡野は3年前の怨みを晴らすために誘拐し、2千万円要求してきた。警察に届けようと言う妻に、「誘拐事件で無残な姿で帰ってきた子供を数多く見てきている。自力 ・・・>>続きを読む- 澤田幸弘
- 火曜サスペンス劇場
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京都慕情殺人事件
白川由美子は京洛着物学院の教師で、京南大学教授の森和彦と恋仲であり、祭の日も見物もそこそこに旅館で愛し合う二人だった。同じ頃、行列では芸妓の豆香が苦しみもだえ絶命。草履に埋め込まれた針による毒殺であった。数日後、今度は和彦の教え子の岸ルリ子が殺された。豆香と同じ毒・アコニチンによ ・・・>>続きを読む- 松尾昭典
- 火曜サスペンス劇場
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傍聴者殺人事件
小学校の教師・室井由香は大学時代のクラスメートで、雑誌編集者・山上圭子とその恋人の証券会社・三上信夫、商社マン・畑知之、そして自分の恋人で大蔵省に勤める貝山博と共に温泉旅行へで出かけた。その帰り道、三上が気分を悪くしたので車を止めていた。その時、近くの砂浜でアベックが暴走族に襲わ ・・・>>続きを読む - 火曜サスペンス劇場
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長い導火線
横浜の建設中のインテリジェントビルは朝比奈開発が安西建設事務所の設計で、国会議員・倉橋一雄の力で払い下げられた元米軍基地の跡地であった。工事現場では突如クレーンで吊り下げられた鉄筋が落下し、大騒ぎになっていた。その日たまたま現場にいた建築家の結城章は、何者かによって故意に引き起こ ・・・>>続きを読む- 永野靖忠
- 火曜サスペンス劇場
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私は殺していない
老弁護士・猪狩文助の下で弁護実務を勉ぶ司法修習生の登坂京はひょんなことから23年前に無期懲役の判決が出た、尊属殺人の再審請求に首を突っ込むことになった。養父を殺して服役しているのは、事件当時20歳だった倉橋香奈子。現在服役中の香奈子の叔母に当たる横山照子が再審請求を依頼したのだ。 ・・・>>続きを読む- 田中知己
- 火曜サスペンス劇場
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生命
ジュエリーショップに勤める森脇綾子はある日、11歳の息子・卓夫が誘拐されたと聞き愕然とする。犯人は3千万円要求してきた。担当刑事の中里警部補は犯人の動機に重大な疑問を抱いていた。綾子の財産といえば、現在住んでいる家ぐらいなもの、なぜ金もない母子家庭を狙ったのかわからなかった。中里 ・・・>>続きを読む- 加藤彰
- 火曜サスペンス劇場 第六回日本推理サスペンス大賞・優秀賞受賞作品
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孤独の歌声
一人暮らしの若い女性を狙った拉致監禁殺人事件は発生する中。女刑事・朝山風希はコンビニ強盗傷害事件の捜査に借り出されていた。犯人は店員の高田を刺し、40万を強盗して逃走。風希ら捜査陣は店の防犯ビデオを押収しその分析に入った。ビデオを見た風希は店の店員・潤平が小型のテープレコーダーを ・・・>>続きを読む- 嶋村正敏
- 火曜サスペンス劇場
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深夜の法廷
29歳の主婦・秋葉香江は中学教師をしている夫・洋平と結婚して3年、嫉妬深い夫は、ポルノビデオ鑑賞が趣味で束縛され続けてきた。母・志津の怪我で始めて家を外泊を許された香江は、洋平が自分の留守中にの自宅に女を引き込んだことに気が付いた。相手の女は中学校近くに住む、未亡人で幼稚園教論・ ・・・>>続きを読む- 真船禎
- 火曜サスペンス劇場
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死の人工呼吸
新緑病院の看護婦・川本雅美はある日、酔っ払って陸橋から転落した急患の臨終に立ち会った。死亡したのは小説家・板倉潔。解剖の結果、板倉の体内から大量の睡眠薬が検出された。雅美は板倉の臨終の言葉、「同窓会」という言葉に何か隠されているのではないかと、同僚の探偵小説マニアの早田菜月と推理 ・・・>>続きを読む- 結城章介
- 火曜サスペンス劇場
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震える目
東京の郊外を走る電車の中で、大学生が酔った男に刺殺された。目撃者の話しによると、当初別の男に絡んでいた犯人は、止めに入った大学生・高橋に矛先を変えて刺したらしい。取材をした東日テレビの記者・桜田薫は大学生に助けられた男が名乗り出なかったことから独自の捜索を開始した。そんな中、高橋 ・・・>>続きを読む- 黒沢直輔
- 火曜サスペンス劇場
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隠し続けた女
信用金庫のベテラン職員・西村浩子は、薬局経営をしている野沢にプロポーズされ、嬉しさを隠しきれなかった。しかし、浩子は以前、沼田という男に金を貢ぐため、勤め先の信用金庫から1千万円横領していた。その後、沼田に逃げられ浩子は自分の生活を切り詰め、少しずつ返してきたのだ。その金も残りわ ・・・>>続きを読む- 片岡修二
- 火曜サスペンス劇場 六月の花嫁シリーズ
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恋文
商事会社の宣伝部長・秋本遙子は、自宅の留守電と手紙に入っていた堤正三という見知らぬ男からラブメッセージに首をひねり、前夫・石倉哲生に相談するが、わけが分からなかった。そんなある日、自分が殺人事件の容疑者になっていると知り愕然となった。被害者のスケジュール帳などに遙子の名前と電話番 ・・・>>続きを読む- 片岡修二
- 火曜サスペンス劇場
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まりえの客
昇進レースの真っ只中にいる大手広告代理店課長・柴山元は、最近無言電話に悩まされていた。半年前から契約社員でなぜか自分に付きまとってくる上村兼子の仕業とも考えられるが、真相は不明。そんな折、かつての不倫相手で図書館に勤務する一条聡子がクモ膜下出血で倒れ重態。彼女の妹・律子から知らせ ・・・>>続きを読む- 吉川一義
- 火曜サスペンス劇場
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殺人迷路
新宿のマンションで女性の刺殺死体が発見された。被害者は高野優子。27歳の保母。本庁の警部・里見令子は実父で所轄の刑事・船形吾一と一緒に捜査を始めた。間もなく橋本幸二というタクシー運転手が刺し殺された。全く別の事件と思われたが、なぜか両現場にはリスの糞や歯形の付いたクルミが発見され ・・・>>続きを読む- 馬場昭格
- 火曜サスペンス劇場・15周年記念特別企画A
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食卓のある風景
東京近郊の新興住宅街に住む、主婦・山根優子46歳。夫・剛史はサラリーマン。大学4年になる息子・真と平穏な日々を送っていた。そんなる日、剛史に見たこともないマンションへ呼び出された。そこで、人を殺したと打ち明けられる。相手は剛史の愛人・北沢亜希。優子は家庭を守るため死体の遺棄を提案 ・・・>>続きを読む- 猪崎宣昭
- 火曜サスペンス劇場
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尽くす女
ボランティアで老人介護をしている遠藤初江は、初老の渡要次を担当していた。初江は前夫を病気で亡くして、親子ほどの歳の離れた今の夫・遠藤弘市と再婚していた。二人の間には子供がいなかったこともあり、福祉活動を始めたのだが初江をいつも傍に置きたい遠藤は初江のボランティアに大反対。いつしか ・・・>>続きを読む- 木下亮
- 火曜サスペンス劇場
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やさしい遺言
栃木県内で農薬を飲んでの自殺未遂事件が発生。所轄の刑事の田所修は、意識不明の人物の名を聞き愕然。服毒したのは田所の高校時代の同級生・浜野美砂だった。捜査に乗り出した田所は、美砂は事件の少し前に暴行されていたと知った。夫の浜野は当時出張中で、倒れていた美砂を見つけたのは園芸好きの独 ・・・>>続きを読む- 猪崎宣昭
- 火曜サスペンス劇場
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私書箱25号の女
横浜の港東郵便局で働く上条亜也子は、ある日、中村圭子という女に私書箱使用の許可を出したのだが、一杯になったても取りに来ない圭子の部屋を訪ねた。部屋の中には血だらけの他殺死体があった。被害者は輸入雑貨商の黒岩彰次で、死因は金槌で頭部を殴られたことによる脳挫傷。警察は行方がわからない ・・・>>続きを読む- 山本迪夫
- 火曜サスペンス劇場
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待ち続けた女
港に停泊中の大型漁船のキッチンで矢沢奈美江とその夫で乗組員・三戸修一が折り重なるように倒れていた。殺されたのは修一。奈美江はその場で失神していた。その後容疑者として扱われ、身重だった奈美江は流産し、奈美江も子供とともに死亡した。一年後、奈美江の兄・矢沢省吾が、事件解決に乗り出した ・・・>>続きを読む- 猪崎宣昭
- 火曜サスペンス劇場
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密告電話
都内の公園で中年男の他殺死体が発見された。警察は怨恨と通り魔の両面から捜査を開始した。事件の取材している東都新聞社会部記者・鈴木章子の元に、「小料理屋の女将・守屋節子を調べてみろ」と匿名の電話が入った。早速、カメラマン・川瀬と調べ始める章子。だが、思わぬ事実を知り愕然。なんと章子 ・・・>>続きを読む- 村田忍
