瀬戸内海に面したのどかな田舎でローカル色豊かなのんびりした記事を送りつづけてきた東和日報の地方記者・中山一太(水谷豊)は、亡父の大学柔道部時代の後輩で警視庁記者クラブのデスク・鬼丸剛(藤岡琢也)に呼ばれてあこがれの東京に勤務することになった。四国・松山からフォルクスワーゲンを運転して上京してきた一太は、東京のど真ん中でエンストを起こし事件騒ぎの大渋滞を起こし、キャップ鬼丸は事件を書く記者が事件を起こしてどうすると出社第一日目の一太を叱り飛ばじた。その独特のヘアースタイルから、通称“チャボ” と呼ばれる彼は、警視庁詰めの事件記者として、慣れない大都会で取材に明け暮れる日々を送る。ヒューマニズムに溢れた“チャボ”は、常に犯罪の裏に隠された人間たちの愛、哀しみ、そして希望を見出すのだ。「あんちゃん」に続き伊藤蘭と共演し、数年後にはめでたくゴールインする。多彩なキャストがさわやかなストーリーを魅せる。
時間(本数) |
60分(26本) |
放送日時(初回) |
1983/11/5 夜9時~9時54分 |
放送局(初回) |
日本テレビ |
脚本・監督・プロデューサー |
脚本:布勢博一・柏原寛司・宮田雪 監督:高井牧人・新沢浩・梅谷茂 |
出演 |
水谷豊/伊藤蘭/渡辺篤史/藤木悠/賀原夏子/藤岡琢也/木ノ葉のこ/有川博/相田寿美緒 |