南太平洋に浮かぶ島、パール国は美しい花々が咲き乱れ、平和な楽園そのもの。サラバヤ王(下条正巳)の一人娘で、お茶目なサヤカ王女(岡崎友紀)には、いささかたいくつである。そんな平和を破るように、ある日、隣の島、ダイヤ国のブザマ王(金子信雄)が、サヤカ王女をぜひ妃に迎えたいと言ってきた。腹黒いブザマ王のこと、きっと何か企んでいるにちがいない。しかも、見るからに不恰好なブザマ王なんか、サヤカ王女は大きらいだ。ところが、パール国は、ブザマ王のダイヤ国から莫大な経済援助を受けているので、すげなく断るわけにはいかず、かといって政略結婚の犠牲になるのもまっぴら。鳥のように翼があれば、憧れの母の国日本へ飛んでもいけるのに・・・と、思いつめ、ついに決心したサヤカ王女は、ブザマ王との祝言を前に、そっと城を抜け出し、日本行きの貨物船に乗り込んだが、横浜に着いた途端、追い掛けてきた、ブザマ王の部下・ゴーモン(深江章喜)と召使いの大男(松崎真)に見つかってしまう。その時、謎の青年、伊集院隼人(沖雅也)が現れた・・・。 「国際放映と共同著作」
| 時間（本数） |
30分 14本 |
| 放送日時（初回） |
1972/4/1 夜7時30分～8時 |
| 放送局（初回） |
NTV |
| 脚本・監督・プロデューサー |
監督:丹野雄二・江崎実生・井上芳夫 脚本:鴨井達比古・丹野雄二・田波靖男 |
| 出演 |
岡崎友紀・沖雅也・下条正巳・小松政夫・久里みのる・金子信雄・深江章喜・大前均・木田三千雄・長田伸二・松崎真 ほか |
南太平洋に浮かぶ島、パール国は美しい花々が咲き乱れ、平和な楽園そのもの。サラバヤ王(下条正巳)の一人娘で、お茶目なサヤカ王女(岡崎友紀)には、いささかたいくつである。そんな平和を破るように、ある日、隣の島、ダイヤ国のブザマ王(金子信雄)が、サヤカ王女をぜひ妃に迎えたいと言ってきた。腹黒いブザマ王のこと、きっと何か企んでいるにちがいない。しかも、見るからに不恰好なブザマ王なんか、サヤカ王女は大きらいだ。ところが、パール国は、ブザマ王のダイヤ国から莫大な経済援助を受けているので、すげなく断るわけにはいかず、かといって政略結婚の犠牲になるのもまっぴら。鳥のように翼があれば、憧れの母の国日本へ飛んでもいけるのに・・・と、思いつめ、ついに決心したサヤカ王女は、ブザマ王との祝言を前に、そっと城を抜け出し、日本行きの貨物船に乗り込んだが、横浜に着いた途端、追い掛けてきた、ブザマ王の部下・ゴーモン(深江章喜)と召使いの大男(松崎真)に見つかってしまう。その時、謎の青年、伊集院隼人(沖雅也)が現れた・・・。 「国際放映と共同著作」
