大場十一(石立鉄男)は、写真の専門学校を卒業、山岳写真家・稲葉勇作(川崎敬Ξ)のアシスタントになり、プロ・カメラマンめざして修業中の身。外交官になるのを嫌ったため、外交官である父の鉄也(山形勲)に勘当され、目下、せまいアパートに一人穆らし。ところかある日、父一鉄也が、東アフリカのケニンゴ国公便に任命され、十一に何の相談もなく、広い邸を知人の栗山(大坂志郎)に譲り渡してしまったことから、十一の生活は一変した。日本に残していく十一の身を案じた母・邦子(加藤治子)は、夫に内緒で、十一を同居させてもらうよう栗山に依頼したのである。さいわい栗山は快く承知してくれ、十一も、母の願いを関くことにした。かくて、栗山家と十一の奇妙な生活かはじまった。栗山信は、ある繊維会社の部長で、妻の死後、五人の娘たちを男手一つで育てあげてきた。長女・春子(高士真奈美)は、看護婦で寮住い、次女の夏代(大原麗子)は、家事いっさいをとりしきるしっかり者、三女の秋技(川口晶)は、宝石のセ一ルスをしている、四女の冬子(山口いづみ)は短大生、末っ子の阿万里(杉田かおる)は、まだ小学生だった”
時間(本数) |
60分 26話 |
放送日時(初回) |
1973/10/3 夜8時~8時55分 |
放送局(初回) |
日本テレビ |
脚本・監督・プロデューサー |
監督:千野皓司・手銭弘喜・小山幹夫 脚本:松木ひろし・向田邦子・窪田篤人 |
出演 |
石立鉄男・大坂志郎・冨士真奈美・大原麗子・川口晶・山口いづみ・杉田かおる・山形勲・加藤治子・川崎敬三・山田吾一・山本紀彦・浅野真弓・二見忠男・津村秀祐・小沢直平 |