好評を博した「ゆうひが丘の総理大臣」の後番組として登場した青春学園ドラマ。宮内淳の初めての主演作で人気青春スター“片平なぎさ”とフレッシュコンビを組むのが話題に!第1話:大西元(宮内淳)は二十六歳、大学を卒業後、さまざまな職業を転々、このほど母校の朝日丘学園の英語教師として赴任した。直情径行。おっちょこちょいで、カッとすると前後見境がなくなるが.バイタリティは人一倍。母ひとり子ひとりの身とあって大変な甘えん坊で、教師になれたのも小料理屋を営む母親の里枝(藤間紫)が、色目を使う高岩校長(宍戸綻)に迫り、強引に学園に送り込んだからだった。一方、朝日丘では元の赴任で上を下への大騒ぎ。なにしろ。元は高校時代札つきの悪童で。学校の規則という規則をことごとく破った生徒だった。そんな男を教師に採用したら必ずや問題を起こすと、古株の窓際教師一太田(由利徹)や、生物担当のもも子(樹木希林)先生は猛反対。気の弱い校長は、教務主任の社会の教師一野口(秋野太作)に元の指導を依頼した。出世志向の野口は、校長に次期教頭の椅子をちらつかされていやいや承知、そんな教師たちとは対照的に、新米の女教師一涼子(片平なぎさ)は、若い元に期待を寄せていた。彼女は、受験勉強一辺倒の学校側の教育方針に反発、無気力な落ちこぼれ生徒を集めて、ラグビ一部を結成。化学教師として活躍するかたわら、ラグビ一部の部長として運動にいそしんでいた。だが、元はそんな涼子にのっけからつっかかった。元応援団長の元にとって、女の部長など許せなかったのだ。元は、ラクビ一部に乗り込み、涼子たちをば倒したあげく、番長格の部員の水野(井上純一)となぐりあいのケンカをやってのけたのである。おまけに、生徒たちの先頭を切って女子更衣室を覗くしまつで、赴任二日目にして首をいい渡されたのだった。しかし、元は教師という職業をあきらめ切れず、過保護の母・里枝に泣きつき、里枝はまんまと息子の首をつながせることに成功したのである・・・・。
時間(本数) |
60分 36話 |
放送日時(初回) |
1979/10/17 夜8時~8時54分 |
放送局(初回) |
日本テレビ |
脚本・監督・プロデューサー |
監督:土屋統吾郎・馬越彦弥・齋藤光正 脚本:鎌田敏夫・畑嶺明・大原豊 |
出演 |
宮内淳・片平なぎさ・秋野太作・谷隼人・谷隼人改メ岩谷隆広・金沢碧・由利徹・樹木希林・宍戸錠・高城淳一・名古屋章・横谷雄二・結城美栄子・藤間紫・井上純一・岡村清太郎・長谷川諭・田中浩二・大村波彦・小野沢淳・星野浩司・滝沢誠・豊麗栄滋・豊麗健・藤谷美和子・北村優子・久我直子・上田美恵・壇まゆみ・立石美由紀 |